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原発と放射能とエネルギー

原発と放射能とエネルギー

2012.3.19 神本正行

【はじめに】

■放射線・放射性物質は自然にも(身近にも)存在する。
■原子炉には多くの種類がある。

【資源エネルギー庁ホームページより】

【トリウム熔融塩国際フォーラムホームページより】
http://msr21.fc2web.com/

■原発と放射能の問題はエネルギー問題でもある。

  • 当面は短期的対策に力を注ぐべきだが、中長期的視点からエネルギー問題を多面的な視点から検討すべき。
  • 検討には定量性と時間軸が重要。

1.エネルギーに関わる様々なリスク

■放射能のリスク(原発)と地球温暖化のリスク(化石燃料)
■市場のリスク、政策の継続性に関するリスク、エネルギーセキュリティーリスク等々

【資源エネルギー庁ホームページのデータを用いて作図】

2.放射能のリスクと地球温暖化のリスク

■「放射能は危険」という共通の認識

  • どの程度の放射能なら安全かについては不確かさ(低レベルの被ばく)がある。
  • 基準を的確に定め、根拠を丁寧に説明する必要がある。
  • 原発事故時の放射能リスクは発生確率が極めて低いが被害は極端に大きい。
  • 安心の基準(風評被害も含め)はあるか。

■GHG(温暖化ガス)により温暖化していることはほぼ共通の認識。

  • IPCCという枠組みでの評価。
    「特定の政策を推奨するもの(policy prescriptive)」ではなく「政策決定に役立つもの(policy relevant)」が求められている。
  • 温暖化が気候変動や経済に与える影響には不確かさがある。

3.エネルギー問題と個人の役割

■それぞれのエネルギーは長短併せ持つ

■多くの評価指標を基にエネルギーを適切にmixする必要がある。

■専門家、専門機関、国等はエネルギーに関する情報やシナリオ分析結果等を提示。

  • エネルギー政策の選択肢に係る調査報告書(日本学術会議 東日本大震災対策委員会 エネルギー政策の選択肢分科会) 平成23年9月22日、等。
  • シナリオは状況変化に応じて修正する必要がある。

■各個人はこれらの情報に基づき判断。それに基づく行動も求められる

  • NIMBY(Not In My Back Yard)
    瓦礫処理、原発、風力発電等
  • リバウンド効果
  • ライフスタイルの変更

【立地が大きな課題】

【おわりに】

■エネルギーは手段。どのような社会、国を目指すかが重要。